日常生活で必要な運動器の疾患
ロコモは、ロコモティブシンドロームの略で筋肉や骨、関節などに障害が起こり、日常生活を送る上で必要な運動機能が低下している状態をいいます。進行してしまうと介護が必要になる可能性が高くなります。骨粗しょう症は、ロコモの原因となる疾患の一つで、骨密度が低下し、骨折しやすくなる病気です。骨密度は低下していても自覚症状が現れにくく、気づいた時には身体を支えることが困難になっている場合があります。早めの検査や治療、運動などで予防することが大切です。
こんな場合はご相談ください
- 骨が折れやすい
- 骨がもろいと診断された
- 背が縮んできた
- よくこけるようになった
- 背中が丸まってきた
- 足腰の力が入りにくい
骨粗しょう症は
定期的な検査が大切です
DEXA法による検査を行っています
当院では日本骨粗しょう症学会が推奨するDEXA法による検査を行っています。DEXA法はX線を少し当てることで腰椎と大腿骨の正確な骨密度を測定することができます。定期的に検査を行い骨粗しょう症を予防しましょう。
ロコモ セルフチェックリスト
ロコモティブシンドロームは下半身の運動能力の衰えや関節の痛みから始まることが多いですが、
以下のポイントを確認することでセルフチェックを行うことができます。
この中で一つでも当てはまる項目があれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。
-
01.
片脚立ちで靴下を履くことができない
-
02.
家の中で滑ったりつまずいたり
することがよくある -
03.
階段を手すりがないと
登り降りできない -
04.
屈む動作が必要な作業ができない
-
05.
2kg程度の持ち物を運ぶことが難しい
-
06.
15分以上続けて歩くことができない
-
07.
歩く速度がかなり遅くなった